NPO法人 プライメイト・アゴラ

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Intestinal_Flora 機能性食品・漢方薬評価試験

機能性食品や漢方薬は、医薬品の補完・代替として、QOL(生活の質)向上に役立つことが期待されます。
機能性食品や漢方薬は、通常は穏やかな効果をもたらすとされる一方で、長期間摂取されるケースも多いことから、科学的根拠に基づいた効果・影響評価が必要です。

受託・支援項目

実験デザイン コンサルティング
試験の実施
これまでの豊富な経験、知識や展開性を活かし、必要であれば、モデル動物の選択から試験項目・内容に関し、全般的にサポート致します。
最大限のアウトプットを最小限のコストで得られるよう、効率のよい試験デザインをご提案いたします。

実施例

閉経サルモデルを用いたイヌリン効果評価系析
閉経カニクイザルモデルを作製し、イヌリンを3ヶ月間長期間(3ヶ月間)経口投与して、糞便中細菌DNA定量解析、肝臓・皮下脂肪組織の機能遺伝子mRNA定量解析を行い、イヌリンが、腸内細菌叢に与える影響や糖代謝・脂肪代謝に及ぼす効果について調べています。

当帰芍薬散の効果評価系
アカゲザルに当帰芍薬散を1ヶ月間経口投与し、糞便中細菌DNA定量解析、肝臓の機能遺伝子mRNA定量解析を行い、当帰芍薬散が、腸内細菌叢に与える影響や、薬物代謝遺伝子その他遺伝子発現変化について調べています。

 

関連業績

論文・出版物
光永総子, 中村 伸. 2008. サルモデルを用いた機能食品の評価試験. FFIジャーナル 213:719-726.

学会発表・講演
Nakamura S, Mitsunaga F, Goto H. 2010. Genomics Study on Action of an Oriental Medicine, TokiShakuyaku-San, Using Monkey Model. The 15th International congress of Oriental Medicine (Feb. 2010, Chiba).

中村 伸, 光永総子, 後藤博三. 2009. 当帰芍薬散の効果:サルモデルでのゲノミクス評価試験. 第12回日本補完代替医療学会学術集会 (2009 /11月, 高野山) .

Mitsunaga F, Nakamura S, Ueiwa M. (2009) Profiling of primate intestinal bacteria utilizing real-time PCR to quantify bacterial DNA. Exp.Amin.58(3):294.

Nakamura S, Mitsunaga F, Goto H.2008. Genomics study on efficacy of an oriental medicine, Toki-Shakuyaku, using monkey model. the 3rd AFLAS Congress (Sept. 2008, Beijing).

中村 伸, 光永総子, 中村諭香, 甲田 彰, 関 あずさ, 中村繁雄. 2008. サル閉経モデルを用いたイヌリンの体調機能評価試験. 第55回日本実験動物学会総会 (2008/5月, 仙台).

中村 伸, 光永総子, 中村諭香, 甲田 彰, 関 あずさ, 中村繁雄. 2007. イヌリンの閉経性機能障害改善作用の評価:サル閉経モデルでのゲノム・バイオメディカル試験 第10回日本補完代替医療学会学術集会 (2007/11月, 福岡).

Nakamura, S., Mitsunaga F., Yamauchi H., Hashimoto H., Hayashi T., Gabriel J. 2006. Studies on Efficacy of Functional Components in the Traditional Health Food, Soy Bean, Using OVX-Postmenopausal Monkey Model. 2nd Research Conference of Korean Society for Promatology (Jan. 2006, Ochang, Korea).

中村伸, 光永総子, 山内英典, Joeng A-Ram., 橋本寛之, 林 隆志. 2005. 霊長類モデルを活用した機能性食品(ダイズ食品・成分)の体調作用の評価および有効成分の特定. 第8回日本補完代替医療学会 (2005/ 11月, 東京).

中村伸, 光永総子, 山内英典, 岡田真紀, ARam Joeng, 林隆志, Rosario M. Perez, Romualdo L. Carrasco, 中川博司. 2004. サル高脂血症/動脈硬化モデルを用いたダイス成分の代替医療作用の分子病態生理学的解析第51回日本実験動物学会(2004/ 5月,長崎).

 

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